1. 糖尿病とは? |
| 体に食べ物からのエネルギーを取り込むことを調節しているインスリンというホルモンのが十分にでなくなったり、働きが悪くなることによって慢性的に血液中のブドウ糖の量(血糖値)が高くなった状態を糖尿病といいます。(糖尿病の診断は朝の空腹時の血糖値が繰り返し126mg/dl以上の場合などです。) |
|
2. 糖尿病の症状は? |
| 初期には自覚症状はありません。自覚症状が出るのはかなり悪くなってからです。まず、のどが渇き、水をたくさん飲むようになり、尿の量や回数が多くなります。さらに体のだるさを感じたり、体重が減少する症状が現れます。このまま進行すると合併症をおこし、目がみえにくくなったり(糖尿病性網膜症)、手足のしびれが出たり(糖尿病性神経症)、腎臓が悪くなったり(糖尿病性腎症)します。また、糖尿病の方は、全身の血管の動脈硬化が進行しやすく、脳卒中や心筋梗塞などの非常にこわい病気になる危険性が高くなります。 |
|
3. 糖尿病の治療 |
糖尿病治療の目標は食事療法、運動療法、薬物療法によって、インスリンというホルモンの働きを助けることで、重大な合併症(糖尿病性腎症、神経症、網膜症や動脈硬化の進行など)を防ぐ事です。
(1) 食事療法
食事療法は糖尿病を治療する上での一番の基本になるものです。これがうまく行われないと他の治療もうまくいきません。食べ過ぎや食事のバランスに注意し、適正な体重を保つようにこころがけることが大切です(標準体重(kg)は身長(m)×身長(m)×22です)。
(2) 運動療法
運動療法は食事療法がきちんと行われて初めて効果が現れます。日常生活では早歩き、エレベーターやエスカレーターを使わずにできるだけ階段を使う、ジョギングや体操をするなどがありますが、運動療法を行うにあたっては、患者さんそれぞれ適度の運動量が違いますので、必ず医師に相談のうえ行いましょう。
(3) 薬物療法
食事療法や運動療法だけでは不十分な場合、血糖をコントロールし、合併症を予防するために行われます。
一般に使用される薬剤には経口糖尿病薬とインスリン注射がありますが、いずれも間違った使用をすると危険です。患者さんに応じた適切な薬を適切な量使うことが大切です。必ず医師の指示に従って使用してください。 |
|
4. 日常生活の注意点 |
(1) 身体を清潔にしましょう(爪、歯、足の手入れ)
(2) 十分な睡眠、休息をとりましょう
(3) 規則正しい生活、食事をこころがけましょう
(4) たばこはやめましょう
(5) お酒の飲み過ぎに注意しましょう
(6) 適度の運動(体重管理)を定期的に行いましょう
(7) 適正血圧にコントロールしましょう
(8) かかりつけ医への定期受診をしましょう
などです。がんばりましょう。 |
|
|